[趣味]文学少女を見た。

ずっと気になってたんですが、ようやっと借りれたので見ました。

劇場版“文学少女” 初回限定版 [Blu-ray]

劇場版“文学少女” 初回限定版 [Blu-ray]

花澤香菜さん主演の物語ですね。
映画はこっちでもやってたんですけど、結局行けずに。
まあ、去年はそこまで必死じゃなかったのでね。
惜しいことをした。
ということで、原作も話の筋もまったく知らずに見てみたのだけど
なんか後を引く感じでおもしろかったですね。
観終わって数時間が経ちますけど
また観たいという欲求がとても増してます。
宮沢賢治がキーワードとなって展開しているあたりもぐっときました。
六三四の剣で、春と修羅の詩を初めて知って以来
どこか心の片隅に刻まれてたんですよ。
銀河鉄道の夜は小学校の時に、劇団の方たちが来てくれてそれを見たんですよ。
観終わったあとは、なんとも言えない気持になりましたねえ。

この文学少女もとてもとても心に引掛る作品で
途中見ていて辛いところがあったけど
プラネタリウムのシーンの花澤さんの演技がもう神のごとくすばらしかった。
何度も朗読しているシーンがあるんだけど
それが本当に素晴らしくて、心に染み渡るんですよ。
この頃オーディオブックにハマってしまって
耳で読書することが楽しくてしょうがないんですが
花澤さんのやつまじで欲しいんですけど。

聞くだけで力が出てくる声ってだれにでもあると思うんですけど
おいらは花澤香菜の声がまさにそれだと思います。
ここ数日ラジオやら、アニメやら、歌やらいろいろ聞いてますけど
どんどん元気になってきてます。
ほんと素晴らしいです。

映像特典で宮沢賢治記念館とか花澤さんがレポートする映像も見たんだけど
うおおおおおおおおおおおおおお仙台通ったのかと思っただけで高まったww
ってかめっちゃかわいい!

銀河鉄道の夜って、あれが完全版ってわけじゃないんですってね。
ってかそのほとんどが死後に発表されたものだったそうで。
生原稿も写してましたが
字がすごい汚いwww
推敲のあともすごくて読めないくらい。

それにしてもこれだけの作品を創りだして
その評価を受けずに亡くなったとか・・・ねえ。

でも、こうやって後世に伝わっていくのが
名作なんだろうなって思いました。