10冊目
- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 単行本
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パラパラとめくるんだけどどうも面白いと感じないんですよ。
あれって、小説を読みまくったいわゆる小説ヲタが選ぶから
そういう人は普通じゃ物足りないから、かなり異質な感じのばかり選ばれるんだろうね。
日本アカデミー賞とかも
受賞作とかそこまで面白いか?
ってのがよくあったりするし。
これも映画ヲタが選ぶから、とんがった作品とかが選ばれるんだろうね。
もしくは力関係?
いや、きっと読み込んでから見たら、面白いのかもしれないけど。
まあ、おいらは大衆娯楽作品が好きなので
賞もらってるからって理由で手にとるのはやめてました。
で、本屋大賞。
これは本屋さんが売りたいという趣旨で行われてるランキングだそうで
こちら側に近い感覚で選ばれるみたいで、賞レースの作品が選ばれてるわけではないので
これなら読んでみようかなと。
で、この作品を手にとりました。
2日で読んじゃいましたよ。
面白いというより、怖いんですよ。
オーデュボンの祈りの城山の時も感じましたけど
身近にありえる狂気がそこに描かれてるんですね。
ほんと、22時から読んで1時までノンストップでしたからね。
さすがに寝ないとなと思ってやめたんですけど
その後も興奮して寝られないという。
いやあ、ほんとこれは怖い。
映画化されるみたいですが、この恐怖をどうやって表現するんだろう。
読んでる最中も後味もひどいですけどね。
いや、面白くないってことじゃなくてね。