「ふぅ・・・」
「なあに、またためいきついとぉ?」
見上げると、田中がこちらをにやにやしながら見ていた。
「ためいきなんてついてねーよ」
「なんじゃおまえ!れいなに向かってその口の利き方は!」
突然、髪がさびついたマスク女に怒鳴られた。
「ひぃぃぃごめんなさいごめんなさい!」
条件反射的に謝る俺。
「ちょこっと、クミ!あんた売店に行きよるんでしょ。さっさと行ってきなよ。」
田中が、モロ不良少女の背中を押して言った。
「ちぇっ、おいおまえ今度そぎゃん口れいなん聞いたら覚えとけよ」
「は、はい!」
鋭い視線に、背中がぞくりとする。
冷や汗すげえよ。
あれがさゆちゃんと同じ女とは思えん。
今度から女みたいな奴と呼ぶことにしよう。
「ごめんねー根はよかやつなんやけどさ」
バイバイとそのおんなみたいな奴にむかって手を振って
こちらを見る。
「お前の友達怖すぎ」
「ははっ」
笑ってごまかすな!
「んでためいきの原因は、さゆ?」
「違・・・いますよ」
周りを確かめながらいう俺。
「クミもういなかよ」
バレバレかよ
「あ、そ、そう?」
「だって、ずっとさゆのほう見てためいきついてんやん」
ぎくり
「な、なに言ってんだよ」
他の奴らにばれないようにしていたつもりだったんだけど。
って他の誰にも突っ込まれてないし、大丈夫だとおもってたんだが。
「だって、れいな・・・ずっとあんたの事見てたけん。嫌でも気がつくっちゃ」
「え・・・」
きーんこーんかーんこーん
「あ、授業始まるけんいくね。ため息ついてると幸せが逃げてくよ」
俺を見てた?
田中が?


おいおい






ってことで、先日エスパル内の本屋さんに行ってきたんですよ。
駅周辺で、一番ハロプロ関係が充実してるところなんですが。
カレンダーはなかったですね。
で、写真集のコーナーにはどこでもおいてある「愛理」はもちろん
さゆちゃんの「憧憬」「ラブハロ」などなどいろいろあって
いざ手にとって見ようとしたら、ひら積みしてあった

田中れいな写真集『GIRL』(DVD付)

田中れいな写真集『GIRL』(DVD付)

に思わずギクッとしたなと。
なんかまた夢に出てきたし。*1

なんかあるんかねえ

从o゜ー゜从<ってか写真集買ったんですか?

・・・・買ってないです

買えってことなの?そうなの?
ねえ教えてえろい人!

*1:れいなの曲紹介をおいらがしてて、なんか持ち上げてそれでれいながテレまくってて、それがやたら萌える